海外でコーヒーのオーダー 5


中国では、コーヒー名がおもしろい。


「雀巣珈瑳」とメニューに載せられているのだが、これを何と読むかおわかりでしょうか。


答えは「ネスカフェ」。


同社のコーヒーがすべてインスタントというわけではないが、通常は豆の産地を問題とすると思いこんでいる日本人のコーヒー通にとっては、興味深いネーミングではないでしょうか。


ちなみに、中国でインスタントではないコーヒーを欲するなら、一流ホテルのコーヒーショップに足を運ぶ必要があり、しかも値段は非常に高い。


不思議なことは、なぜかコーヒー豆ならばスーパーマーケットで売られています。


だから中国を旅で訪れた人で、お金を節約したい人は、豆を挽く道具を持参し、それをホテルなどで自分で挽いて飲むと、リーズナブルな値段でおいしいコーヒーを楽しめることになるのです。

海外でコーヒーのオーダー 4


海外でのコーヒーのオーダーは、一度理解してしまえばどうということはないが、慣れるまでは大変です。


これが南アフリカになると、旧ポルトガル植民地の影響のあるせいか、コーヒーというとエスプレッソコーヒーを飲むのが一般的。


しかも、おちょこのようなデミタスカップに砂糖を入れて飲む、けっこうドロドロとした甘みの強い味わいのものです。


コーヒーとは無縁のように思えるが、中国でもコーヒーは堂々と喫茶店で出されています。


しかし、さすがにまだお茶のほうが一般的な飲み物のため、喫茶店でインスタントコーヒーが出されるレベルです。


海外でコーヒーのオーダー 3


前回ご紹介したホワイトコーヒーだが、ホワイトというから、白い液体のコーヒーを想像するのは大間違い。


日本でいうコーヒーにミルクを入れた一品をさす。


次にショートブラックとロングブラックのコーヒーです。


ホワイトがそれなら、ブラックがミルクなしのブラックコーヒーを指すことは想像できます。


しかし、ロングとショートの違いは想像し難い表現です。


コーヒー豆に長短があるので区別しているとか、カクテルになぞらえて、大ぶりのカップにたくさん入っているのがロングで小ぶりのデミタスカップに少量のコーヒーが入っているのがショートではと、考え始めるときりがない。


正解はというと、味の濃いほうがショート、薄いほうがロングという分類です。


日本式にいいかえれば、ストレート・ブラック・コーヒーがショートブラック、アメリカン・ブラック・コーヒーがロングブラックということになるでしょうか。

海外でコーヒーのオーダー 2


ニュージーランドのレストランで、食後のコーヒーをスムーズにオーダーするのは至難の業。


というのも、単純に「コーヒーをください」とオーダーしても、ウエイターから、難しい選択を突きつけられるからです。


難しい選択とは、コーヒーは「1.カプチーノ、2.カフェラッテ、3.ホワイトコーヒー、4.ショートブラック、5.ロングブラックのどれにしますか」というもの。


カプチーノやカフェラッテならば日本で聞いたことがあるだろうが、3以下は聞き慣れないコーヒーの種類のはずです。


海外でコーヒーのオーダー 1


海外ではコーヒーのオーダーひとつも至難の業らしいです。


コーヒーといえば、いまでは日本人の若者で飲んだことのない人はいないといえるほどに浸透している飲料です。


自宅や喫茶店で、はては自動販売機でと、飲めない場所のほうが少ないくらいコーヒーと日本人の間には密接な関係ができあがっています。


このように、日本ではもちろんのこと、コーヒーは世界じゅうの人々に愛されている飲み物です。


それゆえに、日本で飲むときと同じオーダーの方法、同じ種類の飲み方が通じると思うと失敗する場合があるので注意したい。


健康が大切

健康が大切なことは、だれでもわかっているし、運動不足を感じている人もいないわけではないのですが、日常的なことが優先し、自分にとって非日常的になってしまったことは、いつも後回しになってしまいます。


健康診断の結果、運動不足を指摘された人は、Kさんばかりではありません。


肥満度10%以上の人だけでみても、30%を超えているのです。


ところが、つい忙しくてとか、場所がなくてとか、仲間もいないし、動くのが億劫で、など運動の出来ない理由は、簡単にいくつでも見つかりますね。


運動というと、すぐスポーツを思いうかべますが、健康づくりの運動は、日常生活の中で習慣化しなければ、効果を期待することはできません。


どんな簡単な運動でも、実際にからだを動かさなければ、運動不足を解消することはできないのです。


頭でどんなにわかっていても、眺めているだけではダメなのです。


会社にとっても、家族にとっても、かけがえのない働きざかりの人たちには、どんな運動が適しているのか考えてみましょう。

お酒の魔力と運転の関係

飲めば飲むほど大丈夫と思うのはなぜか。


これは、合宿免許で教習所に通っている人もよく注意してほしいことです。


アルコールが新皮質をマヒさせることと並んで酒の怖いところは、"飲めば飲むほど自分の運転は大丈夫だ"と思う点です。


これについて私は、次のような実験をしたことがあります。


50名ほどの酒に自信のある人に集まってもらい、日本酒三合を約一時間かけて飲んでもらった。


そしてその後、30分毎に三回にわたってアルコールの呼気中濃度をはかったり、簡単な心理テストをさせてもらいました。


みんな、ふだんはお堅い仕事をしている人たちだが、"実験参加"という大義名分で昼間から仕事をせずに酒が飲めるとあって、大喜びで参加してくれた。


最初はみんな、さすがに雰囲気が堅かった。


しかし、一杯、二杯飲むうちにリラックスしてきて、ホステス代わりの女子大生を相手に大きな声で冗談をいうようになってきた。


そのような状態になって呼気中のアルコール濃度をはかると、おもしろいことがわかりました。


客観的にアルコール濃度の高い人ほど、つまり体内にアルコールが多く残っている人ほど、「いかがですか」と聞くと、「まだほとんど酔っていません」と答えたのだ。


そして逆にアルコール濃度の低い人のほうが、「もう酔ったかな」と感じていました。


これは少々問題です。


アルコールが体内に入り、それによって機能障害を起こしていながら、「オレは大丈夫だ」「まだまだ運転できるぞ」などといった自信過剰の心がムクムクと表面に現われてきたとしたら、とんでもないことになりかねない。


それでは、こうした現象はどのように理解したらよいのでしょうか。


私はこう考える。


つまり、体内にアルコールが入り酔ってくるにつけて、自分の酔いを判断するスケールが狂ってきます。


狂ったモノサシでいくら自分の酔いの状態をはかっても正確であるはずがない。


しかも、酔うほどに自分に都合のいいように判断するのが、多くの酔っぱらいの常なのです。


反対にアルコールの体内濃度が低く、それほど酔っていないときは自分の酔いをはかるモノサシも正確だ。


そして、むしろ過大に酔いを評価するのです。


げに、「酒は百薬の長、そして酒は狂気の水」です。


健康づくりの運動

若い頃、スポーツの経験が多い人ほど自分は鍛えているのだという自信があり、また、プライドもあって、今さら、健康づくりの運動などやっていられないという人が結構多いそうです。


Kさんも体重が少し増えてきたこと以外は、自分の体力や健康にかなりの自信を持っていたのですが、会社の健康診断で高脂血症=要注意でコレステロール値がやや高めであるといわれ、食事に対する指導と、適度の運動をして体重をコントロールするようにいわれました。


適度の運動といわれても、どんな運動がいいのか迷ってしまいます。


Kさんの会社の平均年齢は42・3歳。


丁度、この年齢は、社会的に責任のある仕事を任せられる年齢であり、また、家庭にあっては、子供の教育に、住宅のローンにと経済的にも負担の重い年代でもあります。


Kさんは、自分のことは勿論、仲間の健康も気になりました。


この職場は、設計をはじめとするデスクワークが中心で、長期間残業が続く場合もあり、食生活をはじめ、生活は不規則で、運動らしいことをやっている人は、ほとんどいないことに気がつきました。

健康づくりの運動とは


自分の生活を振り返ってみると、いつの頃からか、スポーツと縁がなくなり、最近では、「青春の思い出です」などと、おっしゃるのは、中堅企業の課長さんのKさん。


学生時代は、サッカーのゴールキーパーでした。


独身の頃は、休みの日には母校のグラウンドをのぞき、OB対現役の試合にも張り切って出場したのだそうですが、結婚し、子供が生まれ、転勤が二度、三度と続いているうちに、サッカーだけでなく、テニスもスキーもいつのまにか機会がなくなり、今では、月に一度ぐらい、仕事がらみのゴルフに行く程度だそうです。

神秘と現実の結合

雪と氷の都ペテルブルグから霧の都ロンドンに移り、そこで今世紀の前半期にすぐれた金属学者として活動し、1937年にベッセマー賞を受賞したロシア人ベラーエフも、ロシア語の「ブラート」、つまリインドのウーツ鋼(ダマスカス鋼)の模様に魅せられた人でした。


彼をこの研究にかりたてたのはオブーコフエ場の現場からミカエル砲術大学の教職に移ったチェルノブ教授だった、と彼はイギリス鉄鋼協会誌(1918年)の論文『ダマスカス鋼』で語っています。


「先生は鋼と合金の講義で、ダマスカス鋼の構造、結晶、性質に私たち学生の注意を促し、今後の研究の必要を訴えた。


私は幸運にも1904年に、先生の輝かしい講義を聞くことができました。


私は子供の頃、父の集めた刀剣のなかにペルシャのダマスカス銅を見つけ、その美しい神秘的な波紋に魅せられました。


波紋のでる理由を尋ねても、父はその秘密はとっくの昔に失われてしまったのだと答えるだけでした。


チエルノフ教授が雄弁にその美の真相を語ったとき、私はその研究にとりつかれた」チェルノブもまたペテルブルグのオブーコフ工場にいた頃、1860年代、山深いウラル山脈のズラトースト製鉄所に旅行し、忘れさられようとしていたそこでのアノーソフの研究のことを闘き、深い感銘を受けました。


工場にもどってすぐに、「ブラート」の研究と製造に熱中した。


それが新たに登場したロートアイアンの砲身砲弾の造塊・熱処理という実際問題と結合して、科学的な大研究へと彼をみちびきました。

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